ガラパゴス諸島写真
イグアナの島ガラパゴスの自然環境保護にラウンドアップが活躍。


南米エクアドルに属し、ほぼ赤道直下に位置するガラパゴス諸島。 ダーウィンの「進化論」や珍獣イグアナで有名なこのガラパゴス諸島は、何種類もの希少な植物や動物が生息する、まさに地上の楽園です。 しかし19世紀にダーウィンの探検後、多くの人々が移民として移り住むに伴い、移民が薬草や作物植物、観葉植物として持ち込んだキニーネ(マラリアの特効薬とされる)やグアバ、ランタナなどの繁殖力旺盛な植物が、ガラパゴスの植生分布を一変。 繁殖したランタナのため、ガラパゴスでしか見ることのできない珍しい海鳥の産卵場所が少なくなるなど、帰化雑草が植物だけでなく、貴重な動物たちの存続をも脅かし始めたのです。


この深刻な事態を前に、多くの専門家が立ち上がりました。92年にガラパゴス諸島を訪れたビル・ティドウェル教授もその一人。 教授はカリフォルニアでラウンドアップ使用を軸としたアザミの根絶に携わっていた雑草防除の専門家。 ガラパゴスの帰化雑草の問題にも、ラウンドアップが有効と教授は考えました。 また、ほぼ同じ頃、アメリカの国際開発局とフロリダ大学も、ラウンドアップによる帰化雑草防除を考え始めていました。 このような状況のなか、彼等がともにラウンドアップに注目したのは、その高い殺草能力とともに環境や動植物への優しさでした。


通常、雑草を枯らすためには除草剤を散布すればいいのですが、その除草剤の残留物が土壌を汚染し、ガラパゴスの貴重な動物たちに影響が出るようでは元も子もありません。 ラウンドアップは接触型の除草剤とは異なり、植物の内部に入り込んだ有効成分が根まで至り、植物を枯らします。 このため散布方法さえ気を配れば、他の植物(ガラパゴスの場合は希少種の植物)に影響が出ることはありません。 またラウンドアップは、土の中で微生物により分解され、有害成分が土壌に残留しないという特徴があります。 土にラウンドアップが落ちたとしてもそこを汚染する心配はなく、帰化雑草を防除した後には、元のままのガラパゴスの自然が残るというわけです。


ガラパゴスを守ろうと立ち上がったこのチームに対して、モンサントは約9,000リットルのラウンドアップを寄贈。 「ガラパゴスの話はとても興味深かった。ラウンドアップの環境に対する安全性の高さを示すのにまたとない機会。 環境への安全性は消費者にとって品質の一部だから」と語るのは、モンサントの広報担当者リサ・ドレイク。 このガラパゴス・ラウンドアップ作戦に際し、モンサントでは原液とともに、注入システムのEZジェクト*も提供。 EZジェクトは、ラウンドアップが入ったカプセルを槍のようなもので植物の形成層に刺して使うもので、周りの植物は保護し、確実に雑草だけを枯らすには最良の方法でした。


ラウンドアップはガラパゴスのランタナとブラックベリーに抜群の効果を発揮。 枯れたランタナは腐敗し、その上には原生種の植物が繁殖し始めていることが確認されました。 土に残留せず微生物により安全に分解されるラウンドアップの性質はガラパゴスでも活かされ、ダーウィンが探索した美しい自然を守ることに成功しつつあります。 環境に優しく、人や生物に対しても安全性の高いラウンドアップは、農地だけでなく地球の自然を守るにも優れた効果がある。 このことは、ガラパゴスの自然が証明しています。

*EZジェクトは日本では販売されていませんが ラウンドアップは同様の使用法である「注入処理」 「塗布処理」について農水省の適用登録を持っています。

※ラウンドアップ除草剤は世界の有名な遺跡や野生動物の保護地区などで広く利用されています。

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