よくあるご質問ラウンドアップマックスロード

使い方 枯らし方

がんこな雑草を枯らすには?

ラウンドアップマックスロードで枯れない草はほとんどありませんが、濃度や散布時期によっては枯れにくいものがあります。

容易に根が再生する植物:
ツユクサやスベリヒユは鎌で根を切って、裏返して根を上にしておいても、一雨降れば簡単に根が出て再生することがよくあります。ラウンドアップマックスロード100倍で根は枯れますが、鎌で根を切った場合と同じように再生してしまうことがあります。完全に枯らすには50倍が必要です。

地下茎がしっかりしている植物:
ドクダミ、ヤブカラシ、ヒルガオ、フキなどです。開花期または生育が止まったころに50倍液を丁寧に散布してください。時に、地上部が枯れても、時に地下茎が一部残っていて、再生することがあります。その場合は再散布してください。

一年生だが50倍必要な雑草
エノキグサ、オオアレチノギク、ヒメムカシヨモギ、アオビユ、マツヨイグサ、イボクサなどがあります。

雑かん木の枯らし方は?

雑かん木の枯らし方は3通りありますので、ラベル記載の登録内容にしたがって適切な方法を選んでください。ラウンドアップマックスロードの処理時期は開花期以降あるいは7月~11月がお勧めです。常緑樹(冬でも葉が緑の木)は枯れにくいので、特にしっかり処理してください。また、完全枯死まで時間がかかります。

散布する
低木(1m程度まで)の場合は、葉に直接25~50倍液を散布します。常緑樹は枯れにくいので、25倍で散布してください。また、飛散には十分注意して散布してください。

塗布する
樹高が高くて直接散布できない時は木を切ってください。そしてその切り口に原液または2倍液をペンキを塗るように十分に塗布してください。新鮮な切り口への処理がお勧めです。数日以上経った切り口は再度新たに切り直してください。
注入する
株元にドリルなどで、7~8cm間隔で深さ数cmの穴を開け、原液または2倍液をそれぞれの穴に1mlずつスポイトなどで入れます。

【ご注意】 処理する雑かん木と枯らしたくない有用木の根が癒合している場合には、枯らしたくない有用木も枯れる恐れがあるので使用しないでください。

木に注入処理するカ所数

地上30cmの直径 10cm以下 10cm~15cm 16cm~20cm 20cm以上
ヶ所数 2~3 4~6 7~9 10以上

●使用前にはラベルをよく読んでください。
●ラベルの記載以外には使用しないでください。

つる性植物の枯らし方は?

つる性植物は多年生が多く、その多くが難防除雑草です。ラウンドアップマックスロードの処理適期は生育盛期、花が咲くころです。

葉に散布できる場合
葉にラウンドアップマックスロード50倍液を散布してください。木などにつるが絡み付いているときは、そのまま散布すると木も枯らしてしまいますので、つるを先端部から引きずり降ろして、飛散の心配のないところに広げてから散布してください。

散布することが難しい場合
クズ、フジ等のつる植物の注入処理は、出来るだけ地際に近い部分に、外皮を木部が現れるように切り出しナイフ等で皮を剥ぎ(幅1.0~1.5cm、長さ6~8cm程度)、切り口に原液または2倍液が十分付着するように処理してください。また、つる径2cmを超えるものは浅めに切り口を1~2箇所つけて処理してください。注入量は下の表です。

つる性植物への注入量

つる径 2.0cm以下 2.1~3.0cm 3.1~4.0cm 4.1~5.0cm 5.1cm以上
使用量(ml/株) 0.5 1 1.5 2 3.0以上

クズの株頭処理の場合は、開花期以降に株頭にナタなどで傷を付け、1株あたり原液1~2mlをよく浸み込ませてください。

タケの枯らし方は?

モウソウチク、マダケ、ハチクのように直径が数cm以上の太い竹はラウンドアップマックスロードを原液のまま注入処理すると根まで枯らせます。処理したタケは不安定になり、倒れてくる可能性がありますので、落葉したら切ることをお勧めします。

何割くらい処理すればいい?
枯らしたい竹1本ずつ全てに処理してください。

いつ処理すればいい?
処理時期は夏(6月~8月)と秋処理(9月~11月)があります。完全落葉までの期間が異なります。

完全落葉までの期間
処理時期 モウソウチク マダケ
夏(6~8月) 3ヶ月 8ヶ月
秋(9~11月) 6ヶ月 8ヶ月

竹の子は食べてもいいですか?
処理竹から15m以内に発生した竹の子を2年間は食用にしないで下さい。また、縄囲いや立て札をするなどして、竹の子が採取されないようにしてください。

根に注入処理したら?
注入した根のみしか枯らさず、再生してしまいますので、竹への注入処理をお勧めします。

竹の子に処理したら?
薬液が親株に流れず、竹の子が枯れるだけです。

竹幹が細く注入できない場合は?
ササを枯らすときのように秋(9月~11月)に50倍液を葉に直接散布してください。 また、竹幹が細く、しかも背が高くて散布することができないときは、梅雨明けのころに一度竹を刈り払い、再生した背の低い竹に晩秋に50倍を散布するという方法もあります。

スギナの枯らし方は?

スギナの草丈が20~30cm位に生え揃いみずみずしく見える春に、ラウンドアップマックスロード25倍液を丁寧に散布してください。スギナの根まで枯らし、再生はほとんどありません。

散布適期は
関東以西は 4月~6月
東北: 5月~6月
北海道: 6月~9月
まだ大きくなっていないスギナがあります。
それが大きくなったら散布適期です。

小さいうちに散布したら?
ラウンドアップは葉から吸収されますので、小さいうちに散布すると、葉の面積が少ないために吸収される薬量も少なくなり、スギナの深い根を枯らすのに十分な量の薬液が吸収されません。

丁寧に散布とは?
スギナの節から液がしたたり落ちるくらいに散布してください(50L/10a)。

夏の黒ずんだスギナには?
スギナは暑さに弱く、夏には薬の吸収力が弱くなりますので、せっかく散布しても十分効かず、翌年再生してしまう可能性があり、お勧めできません。

日本芝の中の雑草の枯らし方は?

ラウンドアップマックスロードを5~10倍に薄め、筆やハケを使って日本芝の中の雑草に塗ってください。
注意点は
・筆やハケから枯らしたくない日本芝にしたたり落ちないようにしてください。
・高濃度なのですぐ雨が降りそうなときは延期してください。
・散布した雑草を踏まないようにしてください。靴の裏に付着して薬害を生じることがあります。
効率よく塗布処理を行うには以下の方法があります。
① 5~10倍液を作る
② ビニール手袋をする
③ その上から軍手をする
④ ③を①に浸し、液がしたたり落ちないように良く握り絞る
⑤ 枯らしたい雑草を握り締めるようにして部分的に薬液を塗布する

ササの枯らし方は?

ササは生育の止まった秋(9月~11月)にラウンドアップマックスロード50倍液を丁寧に葉に散布すると、根まで枯らすことができます。

ササは根(地下茎)が発達していますので、他の植物に比べて枯れるまで時間がかかります。特に気温の下がる11月以降に散布すると翌春まで枯れないこともあります。

ササとタケのちがい:
ササは竹の子のときの皮がそのままついていますが、タケはその皮が大きくなると落ちますので、両者の区別ができます。また、一般にササはタケよりも背が低いです。

使い方FAQ一覧

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